
夢に向かって
精一杯がんばる
宮川っ子
▲地元愛好家の方からそば打ちを習う
感動! 甲斐性! 感謝!
宮川小学校では、「夢に向かって精一杯がんばる宮川っ子」を教育目標に掲げ、「気づいて動く子 ~私がやります 私たちがやります~」を合い言葉に、自分で考え、判断し、自信をもって行動に移していくたくましい人づくりを目指しています。そして、そのために、体験を通して学ぶ教育活動を多く取り入れています。
その中の一つ、「ナチュール宿泊体験学習」は、市が発足した平成16年度から毎年継続している学習です。5・6年生は3泊4日、3・4年生は2泊3日、家を離れ、宮川町にある宿泊施設で寝食を共にします。
この学習のねらいは三つあり、一つ目は、宮川町の豊かな自然や文化を学び、感動体験をすること。二つ目は、食事の準備から片付け、部屋の掃除などの全てを児童の手で行うことで、甲斐性をつけること。そして三日目は、親元を離れた不自由さを体験することで、家族への感謝の気持ちをもつことです。
今年も、5・6年生が7度の食事全ての準備から片付けまでを自らの手で行いました。3・4年生も配膳や片付けを手伝ったり、掃除を行ったりと、気づいて動く場面が多く見られました。
また、「地域の自然観察」「そばづくり」「魚釣り」ほか五つの体験学習プログラムでは、地域の方々のご協力のおかげで、貴重な感動体験を積むことができました。
▲地域の方から野生動物について学ぶ ▲食事は全て自分たちの手で
児童の感想の中には、「毎日3回の食事を作ってみて、とても大変でした。家の人に感謝したいです。」という内容が多くありました。
「感動・甲斐性・感謝」今後もあらゆる場面で大切にしながら、将来を担う子どもたちの教育にあたっています。
▲魚を捕まえて焼いて食す「命をいただく」