
【山之村のよさを多くの人に知ってもらおう。一家族でもそのよさに惹かれて、移住してくれたなら、学校も存続するかもしれない。】
こんな想いを持ち、山之村のよさを多くの人に知ってもらうために、自分たちにできることを考えました。中学生が考えたことは、以下のような活動です。
1:山之村の特産物販売会を古川町飛騨市役所で行い、商品を実際に味わってもらう。
2:生産している人についても知ってもらうために、生産者カードをつけて販売する。
3:ポスターやパンフレットを作る。山之村特産物販売会で貼ったり配ったりする。
4:動画を作って、観てもらう。
5月のインタビューでつながりができた、農家の方に中学生が、実際にアポをとり、【山之村特産物販売会】へ協力してもらうため、以下の農家さんへ相談に行きました。
ほうれん草【清水琢也さん】 シイタケ【仲田彦一さん】 トウモロコシ【下林利幸さん】
トマト【石橋智さん】 トルコキキョウ【仲嶋一博さん】 乳製品・肉製品【山之村牧場さん】
時期によって出荷する商品は限られるので、販売会の当日、商品があれば協力してくださることとなりました。
夏休みには、中学生がタブレットを使って協力してくださる農家さんの作業風景を動画で撮影したり、生産者カードに使う写真を撮ったりしました。ポスターやパンフレット、販売会の紹介動画なども自分たちで作成しました。タブレットが一人一台あり、岐阜女子大学の松井徹先生から動画作成ソフト(クリップス)活用の講習を受けたことで、すぐに紹介動画を作れるようになりました。
現在中学生は、10月13日(水)飛騨市役所図書館前で開催予定の【山之村特産物販売会】に向け、地域学校推進本部の清水琢也さんにも相談しながら、準備を進めています。当初は、9中旬開催予定でしたが、新型コロナ感染症拡大による「緊急事態宣言」が出されたため、【下林利幸さんのトウモロコシ】の時期が過ぎてしまいました。仲田彦一さんのシイタケや仲嶋一博さんのトルコキキョウは、時期がまだ先なので、販売できません。そこで、仲田さんには【ほうれん草】の販売をお願いし、下林さんのトウモロコシや仲嶋さんのトルコキキョウは、動画やポスターなどで、紹介ができないか、子ども達が考えています。
飛騨市の市役所をお借りするので、飛騨市長都竹淳也様へお礼のあいさつと山之村の宣伝のお願いに伺う予定でしたが、10月8日(金)に、オンラインで市長室と学校をつないでお話ができることとなりました。山之村中学校の子ども達の想いの実現に向け、一歩一歩前に進んでいます。