世に出て「誰かの役に立つ人」
「誰かの幸せを考える人」となるために…
「自主・自立・恊働」の力を養う古中
▲咲いた「花」の前で歌う合唱祭 みんなで一つの目標に向かって
「ありがとうの花」を満開にする
「自主・自律・協働」の力をつけるために、まず、互いによさを見つけあう、そして認めあうという運動を展開しています。それが、「ありがとうの花を咲かせよう」という取り組みです。
▲高校生と交流 どちらも多くを学びました
その花とは「自慢花」「輝き花」「ハッピー花」の3種類です。自分のよさに気づいてありがとうの「自慢花」。今までできなかったことがやれた、たった一人でもやれたと感じたときなどに咲きます。仲間のすごさを見つけてありがとうの「輝き花」。君のお蔭でこうなった、君のいいところはここだと言えたときに咲きます。辛いことでも楽しんでやる方法を作り出してありがとうの「ハッピー花」。精一杯みんなで一緒に夢中になれたときに咲きます。こうして気づき、見つけ、作り出して咲いた花を、1カ月ごとに楽しい全校放送で紹介してきました。
▲「働く」を知る。「ありがとうございました!」を笑顔で
なかなか自分のよさに気付けない生徒が少しずつ自信を持ったり、嫌なことから逃げがちだった生徒が集団生活の中で前向きに行動できるようになったりしています。いろんな行事を通じて、生徒たちは自分を出し合い、相手を理解し、まわりのことを思いやり、集団として高めていこうと努力してきました。でも、時として、自分や仲間を大切に考えられない行動が出てきます。生徒会宣言にある「誰もが安心して笑顔で過ごせる真の仲間関係」が築けるよう、「ありがとうの花」の「満開」を目指していきたいと思います。そうすることで「私のよさは、これです」「私は、これをやり続けています」と胸を張って言える生徒になっていきます。そして、その積み重ねで地元を愛し、将来地元に貢献できる自分づくりとなっていくはずです。
▲園児と交流 家族の愛にも気付けました
これからも、保護者の進路講演会や地元事業所での職場体験、乳幼児や保育園児、高校生との交流会などの新鮮さと広い視点で考える場面をたくさん用意して、自分・仲間・工夫のよさを発見する「ありがとうの花」を咲かせていきます。