学力向上プロジェクト事業① 標準学力調査実施事業
学力向上プロジェクト委員会による家庭と連携した学習習慣の確立を図り、4月に全国学力・学習状況調査(全小6中3)を、3学期に飛騨市独自の標準学力調査(全小中全学年)を実施し、市教育研究所と連携して指導方法や学習環境を改善し、児童生徒一人一人に基礎学力を定着させ、さらなる学力の向上を目指す。
「一人一人の伸びから、学力をとらえる」
飛騨市独自の標準学力調査を市内小中全学年において実施して、一人一人の伸びについて毎年評価し、伸びているところを価値付け、伸ばしたいところの学習方法を示して次の目標づくりにつなげる。
「小学校と中学校の出口から、学力をとらえる」
文部科学省の全国学力・学習状況調査を実施して、小中学校それぞれの出口(小6・中3)における学力の定着を見届け、指導や取組の成果と課題、今後の方策について検証して指導方法等を改善し、さらなる学力の向上をめざす。
② 教科専門性・学力向上事業
飛騨市教育委員会指定の指導方法改善研究校において、市の学習習慣確立指針を基盤に、市教育研究所と連携して、全国学力・学習状況調査、市標準学力調査の結果分析を踏まえながら指導方法改善の研究を推進し、公表会を設けて、市内全小中学校において各教科の指導方法改善に取り組み、小学校からの教科専門性の向上を図ることで、児童生徒の学力向上に資する。
③ スーパー少人数指導事業
たくましく生きる力を育むため、市独自に非常勤講師を雇用して市内中学校の習熟度別少人数指導を拡充し、より発展的で高等な数学・英語の学力をつけるとともに、生徒一人一人の習熟度に応じてよりきめ細かな指導を徹底することで、実施学年全体の学力の底上げを図る。
小学校4年生の少人数学級配置事業
国及び県において実施される35人学級編制(小1~3)を、飛騨市独自に小学校4年生まで拡充して実施し、よりきめ細かな指導を徹底して義務教育の初期の段階から基本的な学習習慣を確立させ、児童生徒一人一人の学力向上を目指す。
神岡町連携型中高一貫教育
中高一貫教育に取り組むことにより、飛騨市全児童生徒に確かな学力をつけ、飛騨市に愛着と誇りをもち、貢献できる子を育てる。